オウムの広報部長荒木浩氏を中心に撮影されたドキュメンタリー映画。
途中出てて来るおじさんの、尊師は、自分しか知らないことを知っていたうんぬんの話をしていて、コールドリーディングってのを知ってたらこの人の人生も変わってたのかなと感慨深く思ってしまった。
「あなた達には分からないだろうけど」という、選民意識を教団員が持っているのも信仰スパイラルに入っている要因なんだろうね。
社会を見て日本に未来がないから入信したって動機の人が多いんだが、逃避なんだよねそれ。自殺志願者に近いのかなオウムの信者ってって思いました。
宗教は、弾圧されればされるほど、団結力が強くなるので、やっかいなんだよなあと改めて思った。いっそ破防法を適用されて一回清算すべきだった気がする。
事件当事者でないオウムの抜け殻にいる人々に対する迫害は、いつまでも日本を戦争責任で攻める韓国、中国に似ている気もして、いつまでも続くんだろうなこの問題。