催眠マグログ

ヒプノトラベル 3―催眠療法レポート (3)


ヒプノトラベル３巻より（ほんとうにあった怖い話コミック）
注：前世に関してはうさんくさい部分もあるので鵜呑みにしないように
Ｑ３　どうして催眠に入ると前世がわかるの？
Ａ　　潜在意識の情報には生まれてからの情報だけでなく、胎児期・中間性や、いくつもの過去世での情報があるからです。
　催眠に入っていない状態で「二百年前に何をしていましたか？」と質問しても答えられませんが、催眠により、顕在意識が休まれば、その奥にある情報を引き出せるのです。
　でも普段から全部覚えていると、この人生がややこしくなりますよね。今の家族といること、今世の経験が大切なのにそれに集中できなくなります。だからいつもは潜在意識の中に埋もれているのです。
　中には夢や白昼夢、瞑想中に過去世が浮かんでくる人もいます。セラピーではどうして過去世を取り上げるかというと、過去世を知ることで今の自分を深く理解できるからです。
　クライアントさんが過去世を知ることで感情の解放が起こったり、自分や人を深く理解して間違った信念を手放すことで、本当の自分らしさを取り戻し、潜在意識の中の可能性を表に出していくことができます。
　今生をより良いものにするために過去世療法はあるのです。
　中途半端に過去世を知って過去の怒りや悲しみにとらわれるのでは何にもなりません。
「過去に○○さんが、私にＸＸしたから、私はこんなになったのよ」という被害者意識にとらわれては、今の人生をエンジョイすることはできません。
「私の人生でこんな事が起こったのは、どんな意味があるんだろう」と出来事に対して中立になったとき、初めてその人の可能性が開けてくるのです。
　だからといってトラウマや感情を否定しているのではありません。抑圧された感情をセラピーなどの安全な場所で解放してあげて、自分や人を傷つけるためにくりかえし使っていたエネルギーを、自分を癒し、これからの人生を素晴らしいモノにするために使っていくのです。