代々木忠書き下ろしの第2弾。
幼稚園の頃から何度も痴漢に遭い、大人を軽蔑するとともに、オナニーで痴漢をイメージしている自分をも嫌悪する。初体験はレイプ。自殺願望あり。SM志向。の女性
初体験の相手は義父。家出後、暴走族に入り、喧嘩、万引き、カツアゲ、ドラッグの日々。鑑別所に入れられ教護院で中学を卒業。現在ソープ嬢の女性
の二人の女性の生き様と代々木忠自身の生き様。(華道の師範を経て、極道の世界に入り、参代目を襲名。二代目との抗争の末かたぎに戻り、ピンク映画の助監督を経て、現在AV監督。)を通して心の地獄を天国に変えるにはどうしたらよいかを提案する。
催眠療法的な話も出てきて面白いのもあるが、不謹慎かもしれないが人の過激な過去の話は面白いので引き込まれる。
心に葛藤を抱えている人には読まれると救われる部分があると思う。