催眠マグログ

ヒプノトラベル 3―催眠療法レポート (3)


ネタがないとき恒例の抜粋。あくまでも抜粋。正しい正しくないは自己責任で。
ヒプノトラベル３巻より（ほんとうにあった怖い話コミック）
Ｑ８　催眠ででてくる前世は本当なの？
A　私は「象徴」の場合もあると思います。また本当の場合もあると思います。
　先日被験者さんが催眠で出た情報を元にイギリスに過去世探しの旅に出ました。情報は一致していて、その地に行くことでずいぶん自分が解放され、引っ込み思案だったところが積極的に変わったと喜んでいました。他にも過去世探しの旅に出た人がいますが、二人に共通していることはそのたび以降、過去世にこだわらないようになったこと。今の自分が本当にしたいことをする大切さを知り、毎日を充実して送っていることです。過去から自由になる、そのために過去世療法はあるのです。
　中にはせっかくの催眠療法体験を「自分が想像していただけでは・・・・」と思って無駄にする人もいます。そんな時は自分が変化していくことを怖がってるのかもしれません。
　今までのやり方を変えるときは誰しもためらったり、不安に思うものです。でも今までのやり方がうまくいかなければ、やり方を変えるしかありませんね。
　どうぞ勇気を持って第一歩を踏み出して下さい。もっと自分が自分らしく生き生きと輝くことを自分に許してあげてください。
　ここで「想像」についてお話ししましょう。皆さん「想像」というと軽く見ていますが、ちょっと実験してみてください。
　ハイ、目を閉じて。レモンを想像してみましょう。切って果汁を口に含むイメージをしてください。
　ハイ、ＯＫ。次に苦手なものや場面をイメージしてください。嫌いな動物でもイヤな人でも、ジェットコースターに乗っている場面でもけっこうです。
　どうでしたか？レモンのイメージでは口につばがたまったりしませんでしたか？苦手なものをイメージすると身体が反応しませんでしたか？ほとんどの人が何か反応したと思います。そう、想像しただけで身体に変化が起きるのです。気持ちの良いところで好きなことをしているイメージは、私たちの免疫力や自己治癒力をアップさせ、不安や恐れのイメージは逆の影響を与えるのです。
　私たちの身の回りにあるものを見て下さい。着ている服、机、ペン、住んでいる家、車など。すべての始まりはなんだと思いますか？「想像」です。こういうものがあったら便利だな。こんなデザインの服を着たいな。そうやって私たちは常に想像を現実化するという作業をしています。
　私たちの行動やふるまいも同じです。ただ、どうしてそうするのかを自覚できないので潜在意識まで探って行く必要があるのです。
　セラピーの時、浮かんできた想像があなたの現実を作り出していきます。みなさん、セラピーを上手に利用して、人生を豊かなものにしていって下さいね。
　今つらい思いをしている人は大変かもしれませんが、きっとそのことにも意味があります。難しいかもしれませんが、別の角度で物事を見るようにしていって下さい。人生に起きたことで乗り越えられないものはないそうです。