催眠マグログ

え～っとですね、ハーレム男の愛読書だったとされるやつです。
中古だとアマゾンで２万円もします（汗）
実際の本を読んでもなく、色々言っていても仕方がないなあと思い、図書館で借りてきました。
絶版本は図書館で見つけるというスキルを最近身につけた私でございます（笑）

実際に読んでみると、やたらとたとえ話が、マンガ、アニメ、プロレス、ＴＶネタ、エロなどに偏っているのでターゲットは当時のオタクだったんでしょうね。下世話な物に直結しているなかなか良くできたサブカル本だったんじゃないでしょうか。
ヴィレッジヴァンガードに置いてありそうな本って感じですね。
中身としては主要となる用語カタレプシーがどうも間違っているのかカタプラシーになっていて衝撃を受けました。９５年当時はこう呼ばれていたんでしょうかねえ？むしろコレが原因で廃刊？
マジシャンが書いた催眠本なので、観念運動の下り（催眠ゲームをやってみよう）がバラエティーに富んでいて面白かったです。
暮らしに役立つ催眠術ということでエロ催眠＆バーチャルドラッグに１章割いているので、当時としては画期的だったんじゃないでしょうか。

ハーレム男のとき言われていた、脅しておいて誘導するような話も、スケベ催眠医師になりたいという段落やコラム：占い師で書かれていますね。これだけ読んだからって実践できるような内容ではないですが、ヒントにはなっていたのかもしれません。
普通に考えると専門知識のたくさん書いてある堅い参考書のような本がヒントになると考えやすいですが、こういう下半身に直結したような本の方が、自分の欲望へ直撃するため、妄想（イマジネーション）をかき立て新たなアイディアを生みやすいのかもしれませんね。

催眠術師になりたい
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