七つのひらがな | |
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株だったら売りから入るデュオがデビューした。
去年、ソニーの賞をとった兄弟デュオ・平川地一丁目。
「とうきょう」というフォークソングでデビューしたのだが、メインボーカルの弟君が変声期寸前ピークの、にわとりを絞め殺したような声で歌うので、もの悲しく聞いてしまう。
変声期が完了したら、しばらく売れないだろうな。
というかすでに弟君の変声期も始まっているらしい。(この後出るだろうアルバムまで保つんだろうか?)
しかも2曲目の「かわれないので」という曲は、もっと凄い、デビュー前のインディーズのアルバムに収録されているバージョンと聞き比べると、インディーズ時代のは兄君が変声期に苦しみながらサブボーカルで歌っているのだが、今回のバージョンではほとんど声が聞こえない。しかも、大人になっていく事への嘆きみたいな歌詞。
女性の方が初潮でもの悲しくなるように、男性はある日突然、いままで出ていた高い声が二度と出なくなっていくプロセスにもの悲しくなるものだ。
そういう思い出を蘇らせてくれる曲だろう。