催眠術師のひとりごと | |
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テレビで一時期活躍されていたノビー谷口氏の本。
正直読んだ感想は、気持ちのいいものではありませんね。
TV出演記念に作った自慢話の本とも言えそうな感じ。
そもそも、技術じゃないハートだよという人物は、ただ説明が下手なだけじゃないのか?と勘ぐってしまいます。
ハートを見せるのも私はある種の技術だと思っていますから。
カウンセリングの項で、自分に置き換えれば原因が究明できる。自分は相手の心が読めるんだってやってますが、これやりすぎるとだんだん狂気に引っ張られると思います。最初はいいでしょうが、狂気は気づかないうちにたまります。いくら客観的な心構えを持っていたとしても知らず知らずに狂人にってことになりかねないので注意が必要だと思います。相手のことを自分では思いやっているつもりでも、ウザがられている可能性すらありますし。
中には参考になることやいいこともたくさん書いてあるんですが、基本的に著者の台詞じゃないですが正論ばかりで青臭いです。世の中に対する批判的な内容が多すぎるのが原因でしょうね。著者が文章を読めば性格がわかると申してましたが、私がこの本を読んだ感じ、著者は飲むと説教しだしそうなタイプだと感じました。