写真に出ている雑誌を買いまして、本格的にお風呂生活を楽しむ事にしたわけですが、今回目をつけたのは、岡崎にある温泉で、薬師瑠璃光如来のお告げにより、地層的に99%出ない所から温泉を掘り当てたそうで、お寺の中に温泉があるという変わったところです。しかも、祈祷料込み(温泉込みが正解なんだろうけど、こちらは温泉目的なので)で1500円より入れるということで、よく分からんけど得したような気分になってしまうという、面白いところです。もちろん私は、ひたすら良縁祈願です(笑)
国道一号線沿いから、山をグルグルと登りまして、着いた先は立派なお寺。儲かってるんだろうなあが、第一印象です。1500台駐車スペースに悠々と車を止めまして。受付を済ませ、祈祷の待合室へ。30分置きに祈祷があるそうです。ちょっとしたアトラクションですね。本殿にはいると、中央に薬師如来、左右を日光、月光観音、さらに12神将の像がずらずらとありまして、般若心経を奥のお坊さんが美声で唱えてまして。2人の坊さんが薬師如来真言を美声で唱えながら祈祷者たちの頭に水をかけて回ります。で、奥の坊さんが、全員の祈願内容と住所、名前を読み上げて(ちょっと良縁祈願ハズカシイです。)終了。でご焼香をしたあと、一口お茶を飲み、別会場の不動明王祈願場所へ。ここでは、普段身につけている物を預け、お祓いしてもらうというもので、これは預けなくてはと、カギ、メガネ、携帯・・・ついでに財布も預けかけたけど、遠慮して財布はやめといたのだが、後から坊さんの説明で
「一人一品お預け下さい」
にちょっと血の気引く。
で、不動明王真言を唱え、焼香を済ませ、何食わぬ顔で預けた物を受け取り、やっと目的のお風呂へ。
5つの壺湯があって、たぶん陰陽五行の五行を表しているんだろうけど、とりあえず全部入ってみた後、そこの「火」には一番よく入った。良縁って書かれているからね(笑)
きれいなお風呂で、露天風呂ではないんだけど、吹き抜けになっていて外の景色がまたいいね。山を見ながら空気もいいし、いい感じでした。泉質はアルカリでお肌つるつる。って皮膚が溶けてるだけなんだけどね。ヒ素とかカドミウムも微量だけど入っているのは気になったけどね。まあ、イイ湯でした。
トイレにいくと、不浄明王真言が貼られている(笑)
で、おみやげ用に入り口でもらったペットボトルに水をつめ、お風呂を出て、食道で、1本50円の良縁厄除だんご(一般名は、みたらしだんごだが)をガツガツ食い、お茶を飲み満足して帰ってきた。
さて、良縁成就となるかな?