久し振りになつかしの宇宙刑事シャリバンを見た。
第22話「テニスプレーヤーを襲う天国への誘惑」という回の奴で、
カリスマ有名人が次々と自殺に追い込まれる事件が発生。その背後に絶望させる暗示を掛けるジプシー姿の占い師の影が・・・。って感じの内容で、その占い師というかビースト役が、曽我町子。サンバルカンやデンジマンでヘドリアン女王をやった人物。悪の女王と言ったら、私は絶対この人思い出すもん。出てくるだけでインパクト大なため、悪役の上司のはずの将軍や、主人公のシャリバンすら喰ってたな。
内容的にも、なぜ有名人に自殺させるかの理由が面白かった。カリスマ性のある人物が自殺すると後追いで何人も死者が出る群集心理を利用して侵略しようという内容。なるほどって思ってしまったね。
最近気がついたんだが、特撮モノの悪ってなにかな、って考えた時、根気のなさが悪なんだなって思ったね。毎週、毎週、いろんな戦略展開で世界を征服しようとするけど、モンスター1人倒されただけで作戦失敗ですぐ次の作戦にいってしまうんだもの。今回のだって続けていけば、成功したはずなのに。かたや、主人公は、なんどやられてもストーカーのごとく(笑)勝つまで立ち向かっていきます。シャリバンに関して言えば、なにせ、カリスマテニスプレーヤーのサインが欲しいからといってシャワー室まで押しかけていくような奴ですから。しかもパトロール中?に偶然?にもそのテニスプレーヤーの自殺を彼女のマンションから救い出すわけで。犯罪者を生み出す土壌はココにあったな(笑)