催眠マグログ

マルチエイジ・レボリューション―多重人格者が開く迷走社会からの脱出口


代々木忠の多重人格の女性に関わった時のノンフィクションドキュメント。
分裂からすべての人格が出そろい落ち着くまでの話しが克明に書かれている。
感情的結論からはオーガズムを体験して過去のトラウマを克服してめでたしという感じで締めくくられている。
精神分裂病気質の人には催眠はかけては行けないといわれているが、
代々木監督が催眠をかけて瞑想法を教えたことが分裂を加速させた原因のような気もする。さらに人格ごとに名前を決めて個別化を図ったことによって多重人格になってしまったのでは。人間楽な方に流れるようにできているので、周りの人間が多重人格という目で興味をもてばその方が楽（愛してもらえる）なら本人の意志と関係なくそういう状態になっていったんじゃないかと思われる。
まあ経過はともかく最終的にＡＶ出演（まさにＳＥＸ療法）で愛されることで内部要因が変わり落ち着いていくわけだが、やっぱり愛って大事だよねって言ってみたりする。
心の病の大半は愛が足りないから起きるんじゃないかな？